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「縮む綿麻」でシャツを試作してみた

鎌倉スワニーで、すごく粗い織りの珍しい生地を発見。コットン&リネンのチェック地で、触るとハリがあってパリパリしてる。「すごく縮みます」と注意書きがあり、1m500円くらいの激安だったので、どのくらい縮むんだろ!?と好奇心で買ってみた。
水通しナシで縫ってから洗ったら、もしかしてFrank and Eileenのシワシャツみたいになるかも⁉︎と思いつつやってみました。

結果、洗う前&後はこんなかんじに!

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洗う前の布地は、ベトナムのカラフルバッグの素材にあるような、蚊帳みたいな(?)ハリ具合。パリパリゴワゴワです。

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それが洗うとこんな感じに、シワシワで柔らかくなりました。で、確かにすごく縮んだ!

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ゆるっとシャツの筈がピタTくらいのシルエットになりました。

これはこれで着れるものの、実は柄優先で、縦地横地を無視して裁断してみちゃったので、丈が特に縮んでしまったと思われる。ノーマルに縦地で裁断すると、このブルーの縞が横ジマになっちゃうので、そうじゃなく縦縞使いにしたかったんだよな。で、若干寸足らずなシャツになってしまいました😝

この面白い素材、気に入ったので、水通ししてから縫うのもやってみたいなーと思ったのですが、売り切り御免で店頭からはすぐに無くなってたようです。

型紙は文化出版局「FMWのソーイングとスタイル」のこちらから。

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実は裁断を間違えて、前あき部分が短冊じゃなくV字あきになっちゃってますが😵

そして明日は何と五輪開会式。NHKでは1964年の東京五輪の時代の「映像の世紀」をやっていて、貧しくて粗野な当時の日本の映像に切ない気持ちになる。でも当時、いろんな作家が新聞にそれぞれ記事を寄稿したりしてたのね。今とは違って、物を書いて発信する人は特権階級で、それだけに書いた物にはありがたみもあり、書く人にも責任があったんだろーなと思ったりした。

閉会式までに世の中が悲惨なことになってないことを祈るばかりです。。

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by zushifabric | 2021-07-22 12:00 | 作った服_TOPS | Comments(0)

趣味の裁縫、飲食飲酒、海山へのお散歩など、好きなことをつれづれに書いてみます。


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